勤怠管理システム導入の費用相場は?初期費用からランニングコストまで解説!

公開日:2021/10/15 最終更新日:2026/09/17

社員の勤怠管理をタイムカードやエクセルからシステムに切り替える企業は毎年増えており、2020年時点で約6割の企業が勤怠管理システムを導入済みという調査結果が出ています。ここでは勤怠管理システムの導入を検討中の人事担当者・労務担当者の方に役立つ、勤怠管理システムの費用相場やランニングコストについて詳しく解説します。

かかる費用はクラウド型・オンプレミス型どちらかによって変わる

勤怠管理システムには大きく分けてクラウド型とオンプレミス(パッケージ)型の二つがあり、それぞれ費用も異なります。

クラウド型はインターネットのサーバー上にあるシステムにアクセスして利用するタイプのシステムで、インターネット環境さえあれば場所を選ばすに使用できます。そのため、事業所が複数ある会社や出張の多い会社はクラウド型を選ぶ企業が多くなっています。

オンプレミス型は社内に専用のサーバーを設置し、そこにシステムをインストールして利用します。システムを使える場所は社内に限られますが、セキュリティが強固でカスタマイズ性が高い点が特徴です。

クラウド型は自動でシステムアップデートが行われ、アップデートに費用がかかることは基本的にありませんが、オンプレミス型で機能のアップデートを希望する場合は別途費用が発生します。

クラウド型とオンプレミス型、それぞれにかかる導入コストとランニングコストも鑑みて、自社にとって最適なシステムを選んでください。

初期費用の内訳と費用相場

クラウド型とオンプレミス型どちらであっても、勤怠情報の確認を行うためのパソコンが必要になります。社内に推奨環境を満たす端末があれば、新規で購入する必要はありません。

クラウド型の初期費用の相場は0~50万円程度です。初期費用の内訳はライセンス発行費用010万円程度、導入サポート費用020万円程度、システム移行費用20万円程度~です。

クラウド型は導入時にエンジニアによる作業工数が発生しないため、サービスによっては初期費用無料で導入することもできます。イニシャルコストがかからない点はクラウド型の魅力のひとつです。

オンプレミス型は自社専用のシステムになること、サーバーを設置する必要があることなどからクラウド型と比べ若干費用相場が高くなり、初期費用の相場は30~100万円程度です。

初期費用の内訳はライセンス発行費用010万円程度、導入サポート費用020万円程度、システム移行費用20万円程度、システムパッケージ費用30100万円程度、サーバー設置費用5万円程度〜、システム構築費用4万円前後(エンジニア1人あたり/日)×人数×工数です。

また、勤怠管理システムの導入時はクラウド型、オンプレミス型どちらであっても打刻機器が必要となります。打刻機器の購入費用相場は3,000円~15万円前後です。打刻機器の種類によって費用が大きく異なります。

最もリーズナブルなのがICカードリーダータイプで3,0005,000円程度、指紋認証タイプが35万円程度、静脈認証タイプが15万円前後です。ICカードリーダータイプは打刻専用のカードを用意することもできますが、従業員が使っている定期をタイムカードとして登録することも可能です。

指紋や静脈を使う生体認証は費用が高額なだけでなくカードリーダーと比較して読み込みに時間がかかります。同じ時間帯に全従業員が出勤する場合は、混雑を回避するため複数台導入の必要があります。ICカードリーダータイプは費用が安く読み込みも早いので、一般的にはICカードリーダータイプを選ぶ企業がほとんどです。

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勤怠管理システムの具体的な費用相場

サービス名 初期費用 月額費用(目安)
Dr.オフィスLookJOB2 0円 10,780円(税込)
※人数無制限・定額制
キンタイミライ(旧バイバイ タイムカード) 要問い合わせ 要問い合わせ
(200円〜/名程度)
WiMS/SaaS 要問い合わせ 要問い合わせ
(150円〜/名程度)
ShiftMAXPC 要問い合わせ 要問い合わせ
ジョブカン勤怠管理 0円 220円(税込)〜 / 1名
※月額最低利用料 2,200円
タッチオンタイム 0円 330円(税込)/ 1名
KING OF TIME 0円 330円(税込) / 1名
IEYASU(現 ハーモス勤怠) 0円 0円(無料プラン有)
有料:100円(税抜)〜 / 1名
リシテア 要問い合わせ 要問い合わせ
セコムあんしん勤怠管理サービス
KING OF TIME Edition
要問い合わせ 要問い合わせ
Time Works 要問い合わせ 要問い合わせ
ALIVE SOLUTION TA 要問い合わせ 要問い合わせ
レコル(Recoru) 0円 110円(税込) / 1名
※月額最低利用料 3,300円
TimePro-VG 要問い合わせ 要問い合わせ
CLOUZA 0円 220円(税込) / 1名
※打刻があった人数のみ課金
楽楽勤怠 要問い合わせ 要問い合わせ
CYBER XEED 就業 220,000円(税込)〜 363円(税込)〜 / 1名
e-就業OasiS 要問い合わせ 要問い合わせ
オフィスステーション 勤怠 要問い合わせ 220円(税込) / 1名
ジンジャー勤怠 0円 440円(税込) / 1名
マネーフォワード クラウド勤怠 0円 スモールビジネス:2,980円/月〜
※基本料金プラン依存
freee勤怠管理Plus 0円 330円(税込) / 1名〜
キンコン(kincone) 0円 220円(税込) / 1名
チームスピリット(チムスピ) 150,000円(税抜)〜 600円(税抜) / 1名〜
One人事 勤怠 要問い合わせ 要問い合わせ
TimeBiz 要問い合わせ 220円(税込) / 1名

ランニングコスト

勤怠管理システムには初期費用の他にランニングコストがかかります。クラウド型勤怠管理システムのランニングコストは、システムの基本料金とデータ利用料金がかかります。

基本料金は05,000円程度、データ利用料金が利用人数×100500円程度です。システムの利用人数によって料金が異なるのがクラウド型のランニングコストの特徴です。

オンプレミス型勤怠管理システムのランニングコストは、ひと月当たり1万円程度のサーバー運用及び保守・管理費用のみです。バージョンアップが必要な場合は数万円~の費用が別途発生しますが、企業規模によってはクラウド型よりもランニングコストを安く抑えることができます。

サービスにもよりますが、従業員数が100人以上であればランニングコストはオンプレミス型の方が安くなる可能性が高いといえます。

とはいえ、勤怠管理システム選びはコストだけで選ぶことはやめましょう。たとえばコロナ禍でテレワークをしている従業員が多い場合は、場所を選ばずに利用することのできるクラウド型が適しています。自社の就業環境に適したサービスを包括的に判断してください。

 

各社にあった勤怠管理システムの種類は、企業の規模や事業内容によって異なります。紹介した費用相場も参考にして、クラウド型とオンプレミス型どちらが最適か判断してください。どちらのタイプでもサービスを提供する事業者は複数あるため、自社の従業員数や打刻方法などの条件を伝えて複数社から見積りをとり、サービスの詳細を聞いて比較してみるといいでしょう。

建設業向け勤怠管理システムの選び方

建設業向けの勤怠管理システムを選ぶ際には、自社のニーズや目的に合った製品を選定することが重要です。まず、打刻機能に特化したシンプルな製品から給与計算や入退社手続きなどの多機能ツールまで、豊富なバリエーションがあります。

自社の要件に合わせて、何に焦点を当てたシステムを導入するかよく検討しましょう。次に、内勤・外勤・夜勤など多様な勤務体系に対応するシステムを選びましょう。

とくに、社外での打刻にはスマホから出退勤操作が可能なクラウド型の勤怠管理システムがおすすめです。多くのシステムには、事業所外での有休や残業の申請・承認機能が備わっており、現場作業の急な延長にも柔軟に対応できます。

また、建設業界特有の機能が事前に搭載されているか、必要な機能を柔軟にカスタマイズできるかも確認ポイントです。たとえば、工数・日報管理や工事原価管理などが含まれていると、ほかの業務もスムーズに効率化できます。

残業時間や有給休暇の取得状況をシステム内で確認できる製品であれば、従業員の勤怠状況をリアルタイムで把握できます。休暇実績や残業管理表の出力機能があると便利であり、アラート機能があれば残業時間が超過しそうな場合に迅速な通知が可能です。

これらの機能が揃ったシステムを選ぶことで、業務の効率化や適切な管理が容易になります。

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